思い出のピアス

こんにちは。

クチュールアクセサリーブランド

『churie~チュリエ~』デザイナーのkoyukiです。

みなさまは何か思い出の品はございますか?

そのものを手に取ると、当時の風景や会話などが

鮮明に思い出されるもの。

私にはいくつかあるのですが、

中でも大切にしているものがあります。318_2

こちらのピアスです。

これは、ニューヨークにいた頃に

お世話になった恩師からもらったものです。

恩師はオートクチュール刺繍の講師だったのですが、

ジュエリーデザイナーとしても活躍されていた方でした。

その彼女が私をイメージしたピアスを

彼女自らがデザイン&制作をして、

帰国する私にプレゼントしてくださったのです。

このピアスを手に取ると、

恩師に教えられた

オートクチュール職人としての心構えや

作品をつくる前のサンプル制作の大切さ、

課題作品へ評価などを鮮明に思い出すことができます。

当時、

恩師からのアドバイスを沢山貰いたいために

課題以外の作品を制作し、

時間外によく恩師のもとを訪ねたものでした。

そんな私に対して、

いつも丁寧にアドバイスをしてくださり、

また、彼女自身の経験談なども沢山教えてくださいました。

今、私がこうして

ニューヨークで学んだ技術を活かして活動できているのも

その恩師からのアドバイスのお陰だと思っています。

実は私はピアスをまだ開けていないのですが、(笑)

ピアスを開けたときには、

最初にこのピアスをつける!と決めています。

恩師ともしばらく会っていないので

会いたくなりました。

連絡をしてみようと思います。^^