クリスマスシーズンに販売されるシュトーレンは、
ドイツやオランダに伝わる伝統菓子ですが、
ここ数年は、日本でも多くの洋菓子店やパン屋さんなどで見かけるようになりました。
生地にドライフルーツやナッツが練りこまれ、
表面には砂糖がまぶされているスタイルです。
お店によってオリジナルの味があり、
「食べ比べる楽しみ」のあるお菓子です。
とは言え、
サイズが大きいので、
１シーズンに食べるのは、１つのお店のみ。
毎年、どのお店にしようか迷ってしまいます。
今年は、
横浜本牧にある「Toast Neighborｈood Bakery」のシュトーレンにしました。
11月下旬から予約が開始され、
12月中旬に手元に届きます。
Toastさんは、
素材にこだわったパンを作られていて、
元町にあるカフェ「Kaoris」さんでも購入できます。
以前から、
キヌアを使ったパンなど美味しくいただいていたので、
シュトーレンも販売されると聞き、
今年は迷いなくToastさんで買おうと決めました。
パッケージはこのような感じ。
ブラウンペーパーに包まれ、
ショップカードとモミの木が添えられている
シンプルなもの。
そして、中身はこちら。
10種類のフルーツが練りこまれているそう。
お味は、
フルーツの自然な甘みが上品で、
ほろっとした生地の舌触りもよく、
口に含んだ時のふわっとひろがる洋酒の香りとともに、
「う~ん、おいしい！」と思わず言ってしまう味でした。
添えられたメッセージには、
〝素材に妥協しないこと。
おいしさは素材と、技術、そして感性
このバランスで仕上がりに差が出ます。”
と書いてありました。
これまでさまざまなお店のものを試してきましたが、
それらのバランスが個性となって表現されるお菓子なのだなと
改めて思いました。
「Toasｔ」さんのシュトーレンは、
生地のまわりの砂糖がさらさらではなく、
洋酒が染み込んでしっとりしているところもよく、
私好みでした。
少しずつ切り分けていただくシュトーレンですが、
ついつい食べ過ぎてしまい、
クリスマス前には完食してしまいそうです！
Toastさんは、
オンラインショップもされています。
ご興味のある方は、チェックしてみてくださいね。