こんにちは。
クチュールアクセサリーブランド
『churie ~チュリエ~』 デザイナーのkoyukiです。
先日、ミキモトアカデミーの
「Four Seasons Japanese Sweets
四季をデザイン ◆和菓子の文化」
という講座に参加してきました。
以前から和菓子について学んでみたいと思っていたもので。^^
「日本独自のお菓子である和菓子は、
自然の移り変わりをさまざまな形で楽しむ日本人ならでのお菓子。
味覚、触覚、嗅覚だけでなく
意匠を目で楽しみ、菓銘を耳できいて楽しむことができる
五感の総合芸術なんですよ」 と
お話くださったのは、講師の中山圭子さんです。
虎屋の和菓子資料室、虎屋文庫の研究主幹であり
和菓子に関するさまざまな本を出版していらっしゃいます。
セミナーでは、虎屋さんの伝統的なお菓子の画像と共に
歴史の背景や意匠の移り変わり、
素材や製法についてご説明くださいました。
中でも
伝統を守りながらも職人さんの創造性や美意識から生まれた意匠に
その思いが込められた名前がつく菓銘と意匠の関係がとても興味深く
一方、お菓子を手に取る方は、名前と意匠から季節感を感じたり、
歴史の背景などを想像する楽しみが和菓子にはあるといいます。
想像力豊かな日本人ならではの感性だなと思いました。
梅の周りに霜をつけ、初春をイメージさせ
春を待ち遠しく思う気持ちを表現していたり、
『遠紅葉』などは、
遠くに見える山々の紅葉の美しさを3段の色で
抽象的に表しているなど、
(写真は虎屋さんからお借りしました。)
季節ならではの色みが表現をされていたり、
厳選された素材を用い、丁寧に仕上げられた作品をみていると
自然とさまざまなシーンがイメージできてしまうから不思議です。
旬の素材を用いた和菓子『栗粉餅』を頂いたのですが、
(写真は虎屋さんからお借りしました。)
見た目の繊細さはもちろん、
黒文字で切り分けたときの程よい柔らかさがありながら
形を崩さず、中の素材の色合いまでも楽しむことができることに
感動してしまいました。
伝統的な製法や歴史の背景を大切にし
厳選された素材でひとつひとつ作られるこだわりの和菓子は、
私たちの手に渡ってから
目でみて楽しみ、菓銘を聞き想像を膨らませ
黒文字で切り分けた感触を楽しみ
そして、舌触りや香りを楽しむといった
五感すべてをつかうことができる芸術作品だということが良く分かりました。
そして1つの和菓子にかかわる方すべてが繋がるような
温かい存在だなと思いました。
私もものを作り出す仕事をしているので
今回感じることができた
作品を“手にしたときの気持ち”
というものを大切にしながら
制作をしていきたいと思いました。
今回受講しましたセミナーは1回完結のものでしたが、
ミキモトさんでは、季節ごとにさまざまなレッスンを開講しています。
ご興味があるかたは、こちらを参考にされてください。
◆ミキモトアカデミー
お久しぶりです
めちゃくちゃツボな講座です。
koyukiさん、ますます素敵になっていきますね~~~。いいなぁ~~。
わー
わたしも行きたかった!
でも、こんなアカデミーがあるとは!
教えてくれたことに感謝です^^
私もミキモトがこのような講座を開いていたことは全然知りませんでした!それにしても和菓子、とても上品で美味しそうです~。
◇かずえさん◇
NYからいつもありがとうございます。
和菓子講座、NYでも探したらあるかもしれませんよ~。^^
一時帰国をされる時はご連絡くださいね。
◇chapaさん◇
わー、お誘いすればよかった。次回、このような講座があったらご連絡させていただきます!
来週、お会いできますこと楽しみにしています♪^^
◇miumiuさん◇
ミキモトアカデミーは2006年頃から開講しいて、以前から参加したいなーと思っていたんです。
今回は、24名と比較的少人数でお部屋も広くなかなか良い感じでした。
面白そうな講座もあるので、miumiuさんも是非~♪