半世紀前のピンクトルマリン

こんにちは。

クチュールアクセサリーブランド

『churie~チュリエ~』デザイナーのkoyukiです。

先日の実家の引越しの際、

母から指輪をもらいました。

アンティーク調の台座に可愛らしいピンクの天然石がセットされた1_2

こちら  →

婚約指輪とのこと。

「お父さんが誕生石の指輪を買ってくれると言って、

お店に行ったのだけど、

とても高くて困っていたの。

その様子を見ていたお店の人が、

“第二誕生石もありますよ”って進めてくれたのがこの指輪」

と当時を振り返りながら教えてくれました。

母は10月生まれなので、誕生石はオパールです。

今でこそ、様々なオパールがありますが、

半世紀前となると、かなり高価な宝石だったと思うので、

父がお店へ行って焦ってしまったのも良く分かります。 ^^

宝石関連の参考書によると、

誕生石とは、

1月から12月まで、それぞれの月をあらわす宝石。

その石に決定された由来には、いくつか諸説があり、

旧約聖書の出エジプト記とエゼキエル書の各28章にある

“ユダヤの高僧の胸当て”の飾りから決められたとの説が有力。

ということでした。

また、1912年にアメリカの宝石組合が正式に12ヶ月の誕生石を決め、

それを基準にその後、各国で選定されたようです。

月によって、誕生石が複数あるものもあり、

日本では、

  1月 ガーネット

  2月 アメジスト

  3月 アクアマリン ・ ブラッドストーン ・ 珊瑚

  4月 ダイヤモンド

  5月 エメラルド ・ 翡翠

  6月 真珠 ・ ムーンストーン

  7月 ルビー

  8月 ペリドット ・ サードオニキス

  9月 サファイヤ

 10月 オパール ・ ピンクトルマリン

 11月 トパーズ ・ シトリン

 12月 ターコイズ ・ ラピスラズリ

と定められているようです。

このリストをみながら、

母が、第二誕生石を持つ10月生まれだったことに、

父もホッとしたのかな?と、

当時の父の様子を想像してしまいました。^^

母の指輪は、ピンクトルマリン。

色合いが上品で素敵ですよね。

昔の指輪は、2_2

台座に細かい細工があるものが多く、

真心の込められた職人技を

感じることができます。

母の指輪、

シンプルだけれども品があり、

身につけたいのですが、

指のサイズが合わないのです・・・。

お直しをするのももったいない気がしていて、

只今、悩み中です。^^;

2 Comments

  1. レイコ
    レイコ 2010/10/17 at 14:30 .

    素敵なデザインの指輪ですねえ!
    って、
    奇しくもお母さまと同じ10月生まれの私好みでもありす(w)
    子々孫々までお大事になさいませね!
    レイコ

  2. koyuki
    koyuki 2010/10/18 at 12:32 .

    ◇レイコさん◇
    はい、大切にしたいと思います。
    サイズが合わないのが悔しいですが・・・^^;
    レイコさんのお誕生日の前日が母の誕生日なんです。^^

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