こんにちは。
クチュールアクセサリーブランド
『churie~チュリエ~』デザイナーのkoyukiです。
みなさまは何か思い出の品はございますか?
そのものを手に取ると、当時の風景や会話などが
鮮明に思い出されるもの。
私にはいくつかあるのですが、
こちらのピアスです。
これは、ニューヨークにいた頃に
お世話になった恩師からもらったものです。
恩師はオートクチュール刺繍の講師だったのですが、
ジュエリーデザイナーとしても活躍されていた方でした。
その彼女が私をイメージしたピアスを
彼女自らがデザイン&制作をして、
帰国する私にプレゼントしてくださったのです。
このピアスを手に取ると、
恩師に教えられた
オートクチュール職人としての心構えや
作品をつくる前のサンプル制作の大切さ、
課題作品へ評価などを鮮明に思い出すことができます。
当時、
恩師からのアドバイスを沢山貰いたいために
課題以外の作品を制作し、
時間外によく恩師のもとを訪ねたものでした。
そんな私に対して、
いつも丁寧にアドバイスをしてくださり、
また、彼女自身の経験談なども沢山教えてくださいました。
今、私がこうして
ニューヨークで学んだ技術を活かして活動できているのも
その恩師からのアドバイスのお陰だと思っています。
実は私はピアスをまだ開けていないのですが、(笑)
ピアスを開けたときには、
最初にこのピアスをつける!と決めています。
恩師ともしばらく会っていないので
会いたくなりました。
連絡をしてみようと思います。^^