深夜の無音の魅力

こんにちは。

クチュールアクセサリーブランド

『churie ~チュリエ~』 デザイナーのkoyukiです。

カウンセリングにお越しになったお客さまから

「BGMにかかっているこの音楽は誰ですか?」

とご質問をいただくことがあります。

いくつかカウンセリングバーションとして(?)CDをご用意しているのですが、

ご質問を良く頂くのはこちらのCDです。Sh

Henri Salvador (アンリ サルバトール)

『Chambre avec vue』 です。

ボサノヴァやフレンチ・シャンソンのような曲調と彼の声の響きが心地よい、

私のお気に入りのCDの一つです。

と、このように応えてしまうと、

「アトリエで作業をされるときに聴くCDはなんですか?」

と、続けて質問をいただいてしまうのですが、

実は私、

アトリエに一人でいるときは、

“無音”のことが多いのです。 ^^;

無音と言っても、

耳栓をして音を遮断するとかではなく、(笑)

生活音(?)というのでしょうか、

日常に聞こえる音、

車が流れる音や汽笛の音、鳥の鳴き声や風の音、

自分がキーボードを叩く音や食器を洗っているときの音などが

自然に耳に入ってくる感じが好きなのです。

アクセサリー制作の時は

作業に集中したいので、

生活音が少ない夜の無音の時間帯を好んで作業をしています。^^

以前、

洋裁の仕事をしていたときは、

音楽をかけながら、ミシンをはしらせたり、刺繍をしていたのですが、

現在のように、

シルバーやゴールドのワイヤーを使ったアクセサリーを作るようになってからは、

“無音生活”になりました。

なぜなら、

音楽をかけてしまうと、

知らず知らずのうちに曲調に合わせ

手の力加減が変わってしまい、^^;

編み目に“ムラ”が出てしまうからです。

手編みのワイヤーチェーンは、編み直しができないので

云わば、一発勝負。

その日の編むリズムをつかめたら、

そこから、一気に編み上げます!

そんな、作業の進め方をしていると

「あれ、もう外が明るい・・・」 と徹夜になってしまうことも。(笑)

夜更かしは身体に良くないと分かっていながらも、

その没頭しているときのフロー状態が心地よく、

“深夜の無音の魅力”を求め、またやってしまうんですよね。^^;

以前よりは、減りましたが・・・。

今週納品の作品は、

編む距離が長いものが多いので、

また“深夜の無音”を味方に、作業をしてしまいそうです。

ほどほどにしようと思いますが、、できるかなぁ・・・。