10年前のワンピースからの気付き

こんにちは。

クチュールアクセサリーブランド

『churie ~チュリエ~』 デザイナーのkoyukiです。

先日churie初の試みになります

3月下旬開催のブログ限定プチコレクションをお知らせしたところ

たくさんの反響をいただきました。

多くの方に、ご興味を持っていただけていること嬉しく思います。

コレクションの準備を始めようと

クローゼットから春物の洋服を取り出していたとき、

ここ何年も開けていない箱を見つけました。

中を見てみると、

New Yorkのオートクチュール技術習得の学校へ通っていた際の

ワンピースやコート、作品集が入っていました。

「あー、こんな服、作った作った!」と思いながら、

10年前の自分の体型に合わせて作った服を眺めてしまいました。

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良く着ていたのもが、

こちらの

白と水色のストライプ柄のサッカー地を用いた

ワンピースです。

(サッカー地とは、

  夏服地の一種で、清涼感のある布地

  表面に波のような縞のできるしじら織りのこと。

  参考画像はこちら → )

当時、

60年代、70年代風の

シンプルだけれども、

縫製に工夫をこらしたデザインが好きで、

良く制作していました。

画像では分かりづらいですが、

このワンピースも

ウエストとスカートのサイド部分は、

布地を斜めに使用したバイアス布地をはめ込んでいます。

果たして、今、着れるだろうか・・・という不安を抱きながら

恐る恐る袖を通してみました。

「お、入るじゃない!」

「ファスナーもちゃんとしまった! よしよし」

と、姿見を見てみると、

何かがおかしい・・・。

当時の印象と違う。

もちろん、10年前ですので、違うのは当然なのですが、

バランスが良くない。

原因を探そうと、観察をしてみると、

バストラインの位置が合っていないことに気が付きました・・・^^;

そう、

胸が下がっている現実を突きつけられてしまったのです。(笑)

バストラインの位置による印象の違いについては、

以前、ブログでも紹介しましたが、

自分サイズに誂えた10年前のドレスを試着したことで、

そのことを痛感しました。

特にこのように誂えた服の場合は、

その時に合わせる下着も想定して誂えるものですから、

下着も体型も当時と異なっていては、

バランスが良いはずありません。^^;

でも!

バストラインの位置は、

下着の着用方法や選び方で修正ができますので、

今年は、

レトロモダンやマリンルックも流行の一つですし、

このワンピースを着てみようと思います。

昔の作品をみていると、

やっぱり洋服も作りたいなーという気持ちが湧いてきます。

久しぶりにミシンを出そうかな~。