2014秋トレンドは半世紀前のファッションを参考に!

こんにちは。

クチュールアクセサリーブランド

「Churie~チュリエ」デザイナーのkoyukiです。

 

2014秋ファッションは、

先日ブログでご紹介した「ミモレ丈のスカートや

サイズをアップして着こなすような「ビックアウター」が注目されています。

 

ローゲージでボリューム感のあるざっくりニットにロングのタイトスカートを合わせたものや、

肩周りをゆったりと包み込むようなマント風のコートが多いですね。

 

1940年代~50年代風のファッションだなと思い、

手持ちの洋書を見返してみると、

まさに今季ファッションの参考にしたい作品ばかりでした。

 

imageJacques Fath (1946 SS)

肩にタックを取り身幅をゆったりと取ったアウターに、

ロングのタイトスカートを合わせたものや

imageHenry a la Pensee (1946)

ラウンドスリーブのロングニットにプリーツスカートをコーディネイトしたもの、

 

 

imageHenry a la Pensee (1946)

ウール素材のスーツにケープを合わせるスタイルなどがありました。

 

2番目と3番目に紹介したものは、

小物づかいも参考になります。

 

2番目のように、

トップスの丈が長めで肩周りにボリュームがある場合、

ウエストに細見のベルトを合わせ、

メリハリをつけることで体型を細くすることができます。

また、

このトップスは7分袖ですが、

手首までの袖丈でしたら、袖をたくし上げ手首をみせる装いにすることで、

細く見せる効果があります。

 

3番目の方は、

今年注目カラーの「グレー」のコーディネイトの参考になります。

グレーでも色味やトーンが異なったものや

素材が違うものを合わせるスタイルが今年流です。

 

その場合、地味になり過ぎない様に小物にアクセントカラーを使います。

この場合、

帽子とグローブに「チェリーピンク」を取り入れているので、

シックな中にも可愛らしさがあり、

また、素材にベルベットを用いることで、上品な装いになっています。

 

今回ご紹介したものは、

Theatre de la Modeという本で

1940年代~1950年代、当時のトップデザイナー53名の作品200体を

ミニチュアドレスとして再現した衣装展の図録です。

 

私の一番お気に入りの洋書で、

6年前にそのことについてブログで紹介しています。

ご興味がある方はご覧ください。

http://churie.com/blog/about/20081006.html

 

久しぶりに洋書を見返し、

来月発表のChurie 2014 秋冬コレクションのデザインに

良いインスピレーションをもらえました。

どのようなアクセサリーになるか楽しみにしていてくださいね。