こんにちは。
クチュールアクセサリーブランド
「Churie~チュリエ」デザイナーのkoyukiです。
2014秋ファッションは、
先日ブログでご紹介した「ミモレ丈」のスカートや
サイズをアップして着こなすような「ビックアウター」が注目されています。
ローゲージでボリューム感のあるざっくりニットにロングのタイトスカートを合わせたものや、
肩周りをゆったりと包み込むようなマント風のコートが多いですね。
1940年代~50年代風のファッションだなと思い、
手持ちの洋書を見返してみると、
まさに今季ファッションの参考にしたい作品ばかりでした。
肩にタックを取り身幅をゆったりと取ったアウターに、
ロングのタイトスカートを合わせたものや
ラウンドスリーブのロングニットにプリーツスカートをコーディネイトしたもの、
ウール素材のスーツにケープを合わせるスタイルなどがありました。
2番目と3番目に紹介したものは、
小物づかいも参考になります。
2番目のように、
トップスの丈が長めで肩周りにボリュームがある場合、
ウエストに細見のベルトを合わせ、
メリハリをつけることで体型を細くすることができます。
また、
このトップスは7分袖ですが、
手首までの袖丈でしたら、袖をたくし上げ手首をみせる装いにすることで、
細く見せる効果があります。
3番目の方は、
今年注目カラーの「グレー」のコーディネイトの参考になります。
グレーでも色味やトーンが異なったものや
素材が違うものを合わせるスタイルが今年流です。
その場合、地味になり過ぎない様に小物にアクセントカラーを使います。
この場合、
帽子とグローブに「チェリーピンク」を取り入れているので、
シックな中にも可愛らしさがあり、
また、素材にベルベットを用いることで、上品な装いになっています。
今回ご紹介したものは、
「Theatre de la Mode」という本で
1940年代~1950年代、当時のトップデザイナー53名の作品200体を
ミニチュアドレスとして再現した衣装展の図録です。
私の一番お気に入りの洋書で、
6年前にそのことについてブログで紹介しています。
ご興味がある方はご覧ください。
http://churie.com/blog/about/20081006.html
久しぶりに洋書を見返し、
来月発表のChurie 2014 秋冬コレクションのデザインに
良いインスピレーションをもらえました。
どのようなアクセサリーになるか楽しみにしていてくださいね。