こんにちは。
クチュールアクセサリーブランド
「Churie~チュリエ」デザイナーのkoyukiです。
40代前後になると
「ベーシックな洋服は一通りもっている」という方も多いのではないでしょうか?
そこで質問です。
その洋服は、いつ購入されたものですか?
ベーシックな洋服だからと安心して、
何年も同じものを着ていませんか?
色がベーシックで、形もシンプルだからといって
何も考えずに何年も着続けていると、
購入当時は、シンプル&ベーシックで素敵だったアイテムも、
シンプル&どこか古臭い印象になってしまう可能性があります。
それは、
購入時の自分と今の自分は違うからです。
外見だけでなく、
社会的地位であったり、置かれている環境などの変化からも
似合うものは変わってきます。
ベーシックアイテムは、
「ベーシック(基本)」ですから、完全に似合わなくなる!ということは少ないですが、
「何が似合わなくなっている・・・」と感じる日がくるかもしれません。
私自身も、ここ数年、
1年ごとに似合う色が変化しています。
同じようなベージュでも、
ホワイト系のベージュよりも深みのある色合いのブラウンベージュの方がより肌映りがよかったり、
グレーもブラック系が強いものではなく、ベージュがかった温かみのある色合いの方が
上品な装いにみえるように変わりました。
もし、読者の方が
40代以上でしたら、一度見直しをしていただいた方が良いかもしれません!
「見直し」は、
まず「サイズ」のチェックです。
体形は月日の経過によって変化しますので、
「着られた」としても、バストポイントやウエストの位置が変わっている場合もあるからです。
次に「肌映り」。
肌の色も変化します。
ベーシックアイテムとの相性を確認してください。
どちらも、
姿見を使い、じっくりと時間をかけ、
前後左右、さまざまな角度からのチェックが必要です。
意外と見過ごされてしまうのが、「生地のへたり具合」です。
ベーシックアイテムは、着る機会が多い分、生地が傷んでいることもあるので、
そのあたりもチェックしてみてください。
問題点が見つかった場合は、「買い替えの時期」かもしれません。
そのアイテムが上質で手放すのが心苦しい・・・場合もあると思います。
その時は、「着こなし方を変える」方法もあります。
例えば、
シャツブラウスであれば、ボタンをはずし、上着替わりにしたり、
ジャケットであれば、袖丈や裾丈をお直しするなどです。
この辺りは、お一人おひとりの体形を確認しなければアドバイスできないことですので、
ご質問があれば、アトリエにお越しくださったときに直接ご質問くださいね。
ここまで洋服のベーシックアイテムについて考えてきましたが、
これは洋服に限ったことではありません。
ネックレスも
5年以上前に購入したものであれば、
長さなどのバランスの見直しが必要です。
次回は、
「年齢に合わせたネックレスバランス」について、お話したいと思います。